Thursday, June 14, 2012

病院に行く心得

遂に!日本の婦人科のお医者さんに行く事になりました。
友達にお勧めされた先生は予約で一杯だったので、同じ病院だけど、違う先生に診てもらました。

海外での診断書も持って行きました。

診断はやっぱり子宮筋腫二つに左の卵巣にチョコレート嚢胞があるだろうとの事でした。

でも、海外でもともと軽く診断されているからなのか、子宮筋腫や卵巣嚢胞がどういう病気なのかや、治療方法、今後についての計画や説明が一切なく、

「じゃ、次はMRIね」

とだけ言われて、私の診断をさっさと終わらせようとしました。

いくら大き目の病院で患者が多すぎて忙しいからって、あまりの対応じゃないですか。

仕方ないので、私から先生に質問をして不安を解消しましたが、まったく病気の知識が無い人が、突然この様に診断されたら、辛いだろうなーと思ってしまいました。

偶然ですが、友人は私と同じ先生に診てもらって、「あー、あるねー。」とだけ言われたそうです。まさか、病気とは思わずに診てもらったので、あるねと言われた物が、どんな病気かも分からず、質問が出来なくて泣きそうになったと言っていました。結局、その後に担当を有名な先生に変えてもらったそうですが。。


後日、MRI後に私の先生も、ハッキリと的確な方向性を出してくれたので、悪い先生とは言いませんが、患者さんの気持ちを考えると説明が足らないのよね。

セカンドオピニオンで行った小さめの病院はとっても丁寧に説明をしてくれました。ただ、超音波のみの検査だったので、詳しい筋腫の位置が判断できなかったようで、ピル(避妊薬)で出血をコントロールして様子をみてはどうか。 ピルをストップすれば、妊娠が出来るし、妊娠すればチョコレート嚢胞は良くなるだろう。筋腫も出産後に無くなる可能性もあるとのこと。

でも、実際は

大病院でのMRIの検査後にハッキリしたこと。
筋腫の位置が悪いので、妊娠は筋腫を取らないと難しいし、生理時の大量出血もピルを飲んでも止まらないだろうとの事。

という訳で、手術決定となってしまいました。


ただ、セカンドオピニオンをもらって良かった事は、
小さめの病院だったので、手術はそこでは勿論やっておらず、その代わり、地元に近い所の腹腔内鏡の腕の良い先生の情報を教えてくれたこと。

という訳で、病院に行く心得は 

-自分でも病気の事を調べる。先生に質問できるくらいになっているとベスト。

-筋腫の位置によっては、MRIをお願いする。特に筋腫が子宮の内側にある場合は絶対にMRIをお願いした方が良いです。

-自分の治療の選択肢を確認する。
手術の場合はその方針を決める 開腹か腹腔内鏡かそれとも..
  
(私が行った大き目の病院は開腹しか行っていない病院だったので、私は危うく開腹の手術の予約を入れそうになりました。だって先生、他の選択肢を言ってくれないんだもん・・)

自分で転院する病院を指定して紹介状を書いてもらいました。これって普通なのかな?